平成時代に活躍した車たち②
トヨタ エスティマ
1BOXとは一線を画す、斬新な設計が話題になりました。
エンジンを斜め75度に傾けて床下に搭載し、フラットな床面を実現しました。
商用車ベースの1BOXとは異なる、専用シャシーの採用でミニバンの新潮流を作りました。
トヨタ自らが名づけたキャッチコピーが「天才タマゴ」です。
初代のCMには、まだ小学生だったともさかりえさんが出演していました。
スズキ ワゴンR
軽ワゴンジャンルを切り開いた、革新の1台です。
今までの軽自動車の室内空間の狭さを、背を高く取ることで克服しました。
軽ハイトワゴンのパイオニアで、男性にも受ける軽自動車を作ろうと開発されました。
1993年に発売され、当初のキャッチコピーは、
「クルマより楽しいクルマ、ワゴンR」でした。
名前の由来は、セダンもあるけど、ワゴンもある。
「ワゴンもあーる」ということから、ワゴンRとなりました。
発売から30年たった今でもよく見かけます。
スバル インプレッサ
この車の大活躍で、ラリーが一躍有名になりました。
93年にWBC(世界ラリー選手権)でデビューし、95〜97年には3連覇を達成しました。
三菱のランサーエボリューションなどと並び、ラリーを席巻した1台です。
スバルの世界戦略としての役割を担いました。
IMPREZAとは、「紋章」や「金言」などを意味する造語です。
トヨタ プリウス
21世紀を見据えた、エコカーの先駆けです。
エコカー市場を開拓した1台で、世界初となる量産ハイブリッド自動車です。
エネルギー回生やアイドリングストップ機能も搭載していて、燃費は28.0km/ℓを達成しました。
名前の由来は、
ラテン語で「〜に先駆けて、〜に先立って」という意味です。
世界93ヵ国で発売されていて、どの国でもプリウスと呼ばれています。
ホンダ ステップワゴン
8人乗車を普通にした、ミニバンブームの立役車です。
名前の由来は、
いろいろなシーンでステップアップできたらという願いが込めてあるそうです。
WGNは、ワゴンの略称をロゴタイプにしたものです。
SPADAは、イタリア語で「剣」を意味しています。
日本ではたくさんの車が活躍しています。